“好転反応”というリスク

これまでの生活習慣、とくに食生活を変えると、体調が劇的に良くなります。それは実体験から「間違いない事実である」と断言できるのですが、決して、無条件ですんなり健康が手に入るわけではありません。そこに至るまでに、ある関門があります。

その関門というのは、“好転反応(こうてんはんのう)”と呼ばれる症状です。

好転反応というのは、東洋医学の考え方で、鍼治療や漢方薬の服用によって、一時的に体調不良になり、その後、回復に向かうのです。

その仕組みはとても明解です。

私たちが食べている食糧は、すべてが母乳のように“完全栄養”というわけではありません。多少なりとも、不要な成分や毒素が含まれているものです。それをすぐに体外に排出したり、体内で解毒したりして、健康を維持しています。

ところが、食生活が崩れ、毒素が体内にたくさん入ってくると、すべて排出することができません。残った毒素が身体に溜まり続け、病気を引き起こしていくのです。

さて、食生活が変わって、農薬や食品添加物といった毒素が体内に入らなくなると、身体は本来の能力を発揮して、それまでに溜めた毒素を体外に吐き出そうとします。具体的には、細胞内に溜まった毒素が、血液に溶け出すのです。そこから腎臓に行って尿として外に出されたり、肝臓で解毒されたりします。

そのときに、身体が重く、頭痛や発熱が続いたりします。事情を知らないと、「風邪をひいたのかな?」と感じるかもしれません。毒素が血液中を駆け巡っている間は、ずっと体調不良が続くことになります。

デトックス(毒出し)と好転反応は、必ず自分の身に起きる現象です。その期間や症状の重さは人によって違うようですが、健康な身体への関門として、心の準備をしておきましょう。


ちなみに、私の場合は食生活を変え始めて、5か月後に大きな好転反応がありました。さらに1か月半後には、「死んだほうがマシ」と思うほどの激痛を伴った症状が現れました。それについては別途詳しくお伝えします。それを超えると、身体が一気に軽くなりました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です