人気食品(米国)からグリホサート大量検出

日本にも輸入されているアメリカの人気食品から、除草剤の主成分「グリホサート」が大量に検出されました。アメリカのNGO「Food Democracy Now!」と「Detox Project」の合同調査によって明らかになりました。(2018年8月)

*「Sustainable Japan」というサイトに日本語で詳しく報じられていますので、ご参照ください。

この調査は、アメリカの一般家庭でよく購入されているクッキーやシリアル29品目について、液体クロマトグラフィータンデム質量分析装置という微量物質の分析装置を使って行われました。 検査結果一覧

その29種類すべてからグリホサートが検出されていることにも驚かされますが、とくに多く含まれていたその量は、文字通り桁違いです。

グリホサートの危険性については、濃度が0.1ppb(10億分の1)で免疫系を弱体化させ、腸内の有用菌を破壊すると指摘されています。

今回の調査で明らかになった商品をいくつか取り上げてみます。

  • チェリオス(Original Cheerios) 1125.3ppb *シリアル
  • ピタチップス(Stacy’s Simply Naked Pita Chips) 812.5ppb
  • ドリトス(Doritos: Cool Ranch) 481.2ppb
  • オレオ(Oreo Original) 289.4ppb
  • リッツ(Ritz Crackers) 270.2ppb
  • ケロッグ・コーンフレーク(Corn Flakes) 78.9ppb

以上のような結果だったそうです。一覧表を見ると、ほとんどすべての商品が2桁以上の濃度を示しています。なかには、「グルテンフリー」や「オーガニック」という言葉も商品名に入っているものがありました。

グリホサートは、遺伝子組み換え作物とセットで使用される農薬ですが、最近は、他の作物にも使われています。たとえば、小麦の場合、収穫直前にグリホサートを散布し、雑草も含めてすべて枯らし、機械で収穫しやすくするそうです。「プレ・ハーベスト」(収穫前農薬散布)と言われ、残留農薬の危険性を一気に高める危険な栽培方法です。

今回の調査にあたったNGOは、アメリカの環境保護庁(EPA)に対し、プレ・ハーベストを禁止するよう求めたとのことです。

しかし、これらのアメリカの商品が日本に輸入されていることもさることながら、そもそもグリホサートが残留している小麦や大豆を大量に輸入している日本でも、それらの加工品にグリホサートが残留している可能性は濃厚です。

まずは検査だと思いますが、私個人ではどうしようもありません。生協などの消費者団体に、新たな動きが出てくることを願います。

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